花が咲くころには 2メートルもの高さになり
アザミのなかでも大きな花を咲かせる大薊<オオアザミ>
英名 マリアアザミ
葉の白い模様は 聖母マリアの乳汁が葉の上にこぼれてできた
あるいは聖母マリアに捧げるミルクを運んでいた娘が
トゲに刺され驚き 葉の上にミルクをこぼしてできたという
伝説が残っているそうです
別名 ホーリ・シスル(聖なるアザミ) レディ・シスル(聖母のアザミ)
ブレスド・シスル(祝福されたアザミ)
薬の効能によって名づけられたのだそうです
アザミは ギリシャ神話では
大地の女神が 自分の気持ちを知りながら通り過ぎた
狩人ダプニスに 愛を表現しようと つくった花
かたい棘でしっかり守るそのなかに
ふんわり やわらかな愛を咲かせて*