立秋を過ぎ トンボの姿をみる季節
「秋待つ虫」「秋集ひ虫」と言われることから
トンボは古語で秋津<あきつ>と言い
国の名前の由来にもなっています
日本書紀では 神武天皇が大和の国を丘からみたときに
「日本の形は とんぼが交尾をして連なっている形に似ている」と
言ったことから 日本を「あきつしま」と
呼ぶようになったとあるそうです
古事記では 雄略天皇が吉野に狩りに行ったときに
天皇の腕にとまったアブをトンボが食べ
天皇がトンボをほめ 国の名前にしたとあるそうです
”あきつ”には トンボがたくさん飛びまわるほど
豊かな国という意味があるそうです
前にしか進まないトンボに
本当に豊かな国にむかって
未来に進んでゆくときを感じて*